星めぐりの歌 [雑記]
「あまちゃん」ロケ地運転再開…三鉄が完全復旧 | 社会 | ニュース | So-net
「あまちゃん」ロケ地運転再開…三鉄が完全復旧
2014年 04月06日 10時28分 提供元:読売新聞
東日本大震災で一部区間が不通だった岩手県の第3セクター三陸鉄道北リアス線(久慈―宮古間、71キロ)が6日、全線で運転を再開した。
5日に復旧した南リアス線(釜石―盛間、36・6キロ)と合わせ、三鉄は約3年ぶりに全線107・6キロで完全復旧した。
北リアス線はNHKドラマ「あまちゃん」のロケ地にもなった。途中区間の田野畑―小本間(10・5キロ)で高架橋が流出して、復旧工事に時間がかかっていた。
6日は午前5時15分に久慈発宮古行きの一番列車が出発。同7時45分からは久慈駅で記念列車の出発式が行われ、遠藤譲一・久慈市長が「今後は北三陸を引っ張る観光の柱となってほしい」とあいさつした。
3両編成の記念列車には、住民や鉄道ファンら200人以上が乗り込み、宮古へ向けて出発した。
今朝のテレビでこの話題を取り上げていたんですが、バックの音楽が「星めぐりの歌」でした。
うわーん、こんな話題で「星めぐりの歌」使ったら卑怯やー、泣いてまうやろー。・゚・(ノД`)・゚・。
三年前の震災で宮澤賢治が注目されるようになって「星めぐりの歌」も耳にする機会が増えました。
あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の つばさ
あをいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。
オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす、
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち。
大ぐまのあしを きたに
五つのばした ところ。
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて。
星オタク石オタクのわたくしとしては当然賢治もズッキンチョときてしまう作家なのですが、この「星めぐりの歌」はその最高峰といってもいいです。
こんな短いセンテンスなのに星オタクのハートを刺激してやまない。
またメロディがいいんですよね~。素朴でシンプルなんだけどほんとにズキズキくる旋律というか……。
オリオンが落とす"つゆとしも"というのは、オリオン座が冬の星座だというのもありますが、これはオリオン座流星群のことじゃないかと言われています。「大ぐまのあしを きたに/五つのばした ところ。」とかね、もー大好き。
賢治の一生は東北の自然災害とは切っても切れない生涯でした。『グスコーブドリの伝記』はじめ作品にも顕著に表れていますし、実生活でも冷害に苦しむ農民の為に親身になり、裕福な出自であった自分に対して罪悪感のようなものを抱いていたようです。
日本人が賢治好きなのもこういうところが一因なんでしょうかねー。
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