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手裏剣戦隊ニンニンジャー「忍びの34 伝説の世界忍者、ジライヤ参上!」 [感想]

過去の特撮からたびたび客演のある戦隊ですが、「手裏剣戦隊ニンニンジャー」、今回はなんとあの!
「世界忍者戦ジライヤ」が登場ですよ!
トプカプ宮殿といえば牢忍ハブラム、フクロウ男爵といえばアイアム偽物などノーサンキュー!なわたくしにはこりゃまた辛抱タマランチな回でした。パコ守っちゃうよ。

世界忍者戦ジライヤ Vol.1 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD


昭和の終わりごろ
俺の親父と同じ位
これ位の子供がいてもおかしくないのか
しょっぱなからアラフォー世代の胸に突き刺さるセリフの数々……(泣)。
ピチピチのハイティーン忍者だった闘破もそれなりの外見なそれなりのおっさんになっておりました。ということはわたくしもそれなりのおばんになっているということですね。イヤン。現在は「忍者の名誉を守る委員会」から管理職になるように要請されているのに、まだまだ現役、現場で暴れてる方が性に合うから、という理由で逃げ回っております。
今回の敵は上級妖怪コナキジジイ。このコナキジジイの攻撃が地味なんだけどえげつなくて、ビームに当たった若者に年配者を強制的に背負わせる、というもの。このシーンでナニゲに一人で二人も三人も背負わされてたモブがいて、さりげなく年金問題に対するブラックジョークになってる感がしました(笑)。
この攻撃で闘破を背負わされて当初は苦戦する天晴。がしかし、背中から的確なアドバイスを送る闘破の誘導によって見事コナキジジイの「背負わせビーム」の元である鉄アレイの破壊に成功!
秀逸だなあと思ったのが、このシーンで闘破に「いつまでも自分で現場で暴れてないで、若者たちが存分に戦えるように導く方に回って、後進を育てる事も重要」と気付かせる、という展開。これって忍者に限らずどんな世界でも、普通の社会人でも言える事だし、逆に言えば、いいトシになったらいつまでも若いモンと同じ事してないで、ちゃんと導き手になれるように成長しなきゃダメでしょ!っていうメッセージですよね。ううう、またしても胸にグサリと……。リーダー職やだなあ、いちオペレーターに戻りたいなあ、なんて思ってたけど反省します(笑)。
ラストは“ジライヤ忍シュリケン”を入手し、闘破は若い忍者たちが自由に戦えるように委員会の会長に就任、と大団円。
昨今はこういう所謂「レジェンド」の客演も珍しくなくなってきましたが、ジライヤはまさしく自分もハイティーンだった頃のハイティーン忍者なので、結構シンパシィあるというか、「おっさん」になった闘破の姿にちょっとジンとしちゃいましたね~。道着姿の方の衣装は当時使ってた実物を東映の倉庫から発掘してきたとか!
ああーなんだかまた見たくなっちゃったなあージライヤ。なんか狙ったように公式配信始まるらしいので要チェキ!←この言い方もなんかアラフォーくさい……(笑)。



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