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CutieHoneyUniverse見てます? [感想]

もう何度リメイクされたか当の豪ちゃん先生も覚えてないかもしれない永井豪センセー不朽の名作『キューティーハニー』。
4月よりそのリメイク版である『Cutie Honey Universe』が放送中です。
バトルヒロイン大好きおばさんのわたくし、もちろんハニーちゃんも大ファンなのでそれなりに楽しみにしておった作品なのですが。

ぶっちゃけ面白くないのよ。

なんでなんだろーなーと放送のある月曜日のたびに考えていた次第なのですが、なんとなくわかってきました。あのね、ハニーちゃんが全然かっこよくないのよ。

『キューティーハニー』はヒロインアニメではなくてヒーローアニメである、という事を全然わかってない人たちが作ってるのね、このアニメ。
今回のハニーちゃんも例によってパンサークローに空中元素固定装置(と、カラダ)を狙われており、例によって周囲の人々(特に親友のナッちゃん)が色々巻き込まれるわけですが、普通ハニーは(普通のハニーってなんだよとか言ってはいけない、それ位何度もリメイクされてるということなのです)ここで凛として立ち向かい毅然と戦うわけなのですが、この『CHU』のハニーはなんとも煮え切らないんです。シスタージルにひたすらいいように弄ばれ、ミンナヲマキコミタクナイノーとうじうじ閉じこもり、かと思えば短絡的に考えなしに敵地に乗り込もうとしたりして、まったくヒーローらしいところがない。
「颯爽としてない」んです。

あえて暴論を言わせてもらえば、ハニーは悩めるヒロインではなく、いついかなる時も凛々しく戦うヒーローなのですよ。それがなんだこの『CHU』でのていたらくは(笑)!

こんな事を考えているのは私だけかと思っていたら、Twitterでもヤフコメでもだいたいみんな同じような事言っててちょっと笑ってしまった。いや笑ってる場合じゃないんだけど。
今週の放送ではとうとうあの子がアレしてしまって、あー今回はフラグを回避できなかったか、などと思いつつ、ぶっちゃけこの先どうするつもりなんだ?とかなり不安な今日この頃。いいかげんちゃんとヒーローになっておくれ、ハニーちゃん…。
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プリキュアという幻想 [感想]

『魔法つかいプリキュア!』が今日最終回だったわけですが、私にとってまほプリは「キャラクターは好きなんだけどなんか話が面白くない……」という典型みたいな作品でして、一年間ずーっとモヤモヤしながら観てたんですよ。

今の今になってそのモヤモヤの原因がなんとなくわかりました。

前作の『Go!プリンセスプリキュア』と、この『魔法つかいプリキュア!』って、テーマがある意味で全くの正反対なんです。
Goプリのテーマが「成長し続ける事」「夢の為に努力し続ける事」「決して立ち止まらない事」だったのに対して、まほプリは「エブリデイマジック」「夢を叶える素敵な魔法」「いつも通りの幸せな毎日がずっと続きますように」がテーマ。

一年間ずっと、春野はるかとその仲間たちの辛く厳しく決してあきらめない過酷な“プリンセス道”を時には涙しながら見守ってきた身としては、まほプリが「モヤモヤする」のは当然といえば当然だったのです(笑)!

まほプリの登場人物たちの願いは「いつまでもみんないっしょ」「いつまでも毎日幸せ」であって、それを叶える手段は徹夜でドレスを縫ったり経験したことのないバレエに挑戦したりすることじゃなくて、ケーンをさっとひと振りして一言唱えるだけの「魔法」。
しかも一度きっぱり決別した筈のその魔法、大学生にもなってまだ未練たらたらで、結局またその甘ったるい「魔法の日常」に戻ってしまった!なんじゃそりゃ!

……わたくし実を申せばクリィミーマミ直球世代なんで「魔法の期限は一年間」っていうの、常識だと思ってるんですね(笑)。だからこういうタイプの「月に帰らなかったかぐや姫」タイプのエンディングって、きらーい。
(ああ言っちゃった)



撮り花 [感想]

ワイドナショーで菜の花を踏み荒らした撮り鉄の話で「撮り花」って表現が出てきたのね
(撮り鉄は撮り花の気持ちを考えてみろ!という文脈)

この言葉聞いてなんか開眼した!
そうか私は「撮り花」だったのか!

お気付きの方もおいでかもですが花撮るの大好きですw
植物園や公園に行くとテンション上がるしね

といっても
ちゃんと本格的に写真やってて一眼でバズーカ砲みたいなレンズいくつも揃えてるとか
そういう人には全く及ばないんですけどね
愛用してたコンデジのバッテリー切れちゃってからはスマホしか使ってないしσ( ̄∇ ̄;)

道端のなんてことないお花が
「普段目立たないけど今私咲いてるよ!ほらほら見て見て!」
みたいに咲いてるのを撮るのが好きなんです
今日の写真は近所のハナミズキ

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サクラがあっという間に終わっちゃってしょんぼりしてる頃に
慰めるみたいにぶわーっと咲いてくれるところが好きです

手裏剣戦隊ニンニンジャー「忍びの34 伝説の世界忍者、ジライヤ参上!」 [感想]

過去の特撮からたびたび客演のある戦隊ですが、「手裏剣戦隊ニンニンジャー」、今回はなんとあの!
「世界忍者戦ジライヤ」が登場ですよ!
トプカプ宮殿といえば牢忍ハブラム、フクロウ男爵といえばアイアム偽物などノーサンキュー!なわたくしにはこりゃまた辛抱タマランチな回でした。パコ守っちゃうよ。

世界忍者戦ジライヤ Vol.1 [DVD]

世界忍者戦ジライヤ Vol.1 [DVD]

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD


昭和の終わりごろ
俺の親父と同じ位
これ位の子供がいてもおかしくないのか
しょっぱなからアラフォー世代の胸に突き刺さるセリフの数々……(泣)。
ピチピチのハイティーン忍者だった闘破もそれなりの外見なそれなりのおっさんになっておりました。ということはわたくしもそれなりのおばんになっているということですね。イヤン。現在は「忍者の名誉を守る委員会」から管理職になるように要請されているのに、まだまだ現役、現場で暴れてる方が性に合うから、という理由で逃げ回っております。
今回の敵は上級妖怪コナキジジイ。このコナキジジイの攻撃が地味なんだけどえげつなくて、ビームに当たった若者に年配者を強制的に背負わせる、というもの。このシーンでナニゲに一人で二人も三人も背負わされてたモブがいて、さりげなく年金問題に対するブラックジョークになってる感がしました(笑)。
この攻撃で闘破を背負わされて当初は苦戦する天晴。がしかし、背中から的確なアドバイスを送る闘破の誘導によって見事コナキジジイの「背負わせビーム」の元である鉄アレイの破壊に成功!
秀逸だなあと思ったのが、このシーンで闘破に「いつまでも自分で現場で暴れてないで、若者たちが存分に戦えるように導く方に回って、後進を育てる事も重要」と気付かせる、という展開。これって忍者に限らずどんな世界でも、普通の社会人でも言える事だし、逆に言えば、いいトシになったらいつまでも若いモンと同じ事してないで、ちゃんと導き手になれるように成長しなきゃダメでしょ!っていうメッセージですよね。ううう、またしても胸にグサリと……。リーダー職やだなあ、いちオペレーターに戻りたいなあ、なんて思ってたけど反省します(笑)。
ラストは“ジライヤ忍シュリケン”を入手し、闘破は若い忍者たちが自由に戦えるように委員会の会長に就任、と大団円。
昨今はこういう所謂「レジェンド」の客演も珍しくなくなってきましたが、ジライヤはまさしく自分もハイティーンだった頃のハイティーン忍者なので、結構シンパシィあるというか、「おっさん」になった闘破の姿にちょっとジンとしちゃいましたね~。道着姿の方の衣装は当時使ってた実物を東映の倉庫から発掘してきたとか!
ああーなんだかまた見たくなっちゃったなあージライヤ。なんか狙ったように公式配信始まるらしいので要チェキ!←この言い方もなんかアラフォーくさい……(笑)。



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団地ともお夏休みSP・戦争ってなんなんだろうなともお [感想]

NHKアニメの中でも一部の人々にカルト的人気を博し(笑)、放送終了した現在も人気の衰えない『団地ともお』。
そのともおが
「団地ともお」スペシャル~夏休みの宿題は終わったのかよ?ともお~
として夏休みSPで帰ってきました。
そこはNHKらしく、SPのテーマは「終戦70年」。いつものともおワールドの中のちょっとした描写にグッと考えさせられるものがあちこち散りばめられており、子供は素直に楽しめ大人は深く考えさせられる、という逸品でした。今風に言うなら「神回」。

夏休みの宿題で「戦争について」の作文が出されるのですが、そもそも戦争が何なのかがちっともわからないともお。普段はあんなにスポーツ大佐に夢中なのにね(笑)。でも小学生なんだから当り前です。
登校日に先生に質問するともお。
「終戦の日って、嬉しい日なのか悲しい日なのかわからない」
「戦争が終わったのは嬉しいけど、でも負けて終わって、たくさんの人が死んだのは悲しいし」
ごもっともです。
そんなともおの素朴な疑問に答えられない本田先生。そりゃそうでしょう、たぶん私だって答えられないよ。

委員長がいつものように将棋クラブで過ごしていると老人たちが戦争について語りだします。最初は何気ない世間話だったのが、ヒートアップしてやがて乱闘寸前の大ゲンカに……。人によって戦争についての考え方は様々ですからね。ましてや体験世代では。
「戦争の話はきらい」と呟く委員長。委員長の足元にケンカで飛んできた将棋の駒がバラバラと散らばるカットが秀逸です。将棋の「駒」が何をあらわすものなのか、といえば……こんな野暮な事はいちいち書くまでもないですね。

グラウンドの場所取りで女子たちと言い争いになり、境界線の引き方でひとしきり揉めた後日、遠くの神社まで昆虫採集に遠征したともお。がしかし地元の子たちに見つかってしまい、違う町のやつが来るな!とここでも揉め事に。ともおは「うちの町だ」と主張しますが、町内案内地図まで連れていかれて論破されてしまいます。
ここでともおが一言、「そういやこないだも境界線で揉めたなあ」。

夏休みの終わりは花火大会。ケンカした人もそうでない人も、将棋クラブの老人たちも、仲良く一緒に花火を見ています。
日本の花火大会は、亡くなった人たちへの慰霊のためにお盆に花火を揚げたのが起源です。

朝早い時間帯だったので見逃した人も多いかも……。NHKはなんで『団地ともお』をオンデマンド配信していないのですか(怒)!
見逃してしまった人は8/18に再放送があるそうなので、お見逃しなく。



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