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筆子その愛 [日記]

ママンと連れ立って昭島までお出かけしました。
某新聞の愛読者映画上映会に当選したので、昭島の市民会館まで映画鑑賞です。

入場は午後からですが、ちょいと早めにくりだしてモリタウンのスパゲティ屋さんで遅めの朝食、というか既にブランチの時間帯ですが。
これから映画見るつうのにママンはガッツリとワタリガニのトマトソースかなんかバクバク食べてますw
その後腹ごなしにぶらぶら服見たりした後、市民会館へ。

映画は昨年公開された『筆子・その愛―天使のピアノ―』。
日本最古の知的障害者施設「滝乃川学園」の創設者・石井亮一の妻、石井筆子の物語です。貞明皇后(大正天皇の皇后)の教師まで勤めた身でありながらもやがて知的障害者の教育にその身を捧げ、夫の死後も学園維持に奮起し、戦時中学園の将来を案じつつ死去、という一生を送った女性です。
最初の夫は若くして病死、三人の娘は二人が知的障害、もう一人は出産後間もなく死去……と、次々に苦難に見舞われながらも、石井亮一との出会いにより知的障害者福祉に生きがいを見出してゆく……という生涯が、明治から昭和へとながれる時代の変遷や、緑豊かな風景を背景にして描かれています。
なんというか、いい意味でも悪い意味でも、悪人の登場しない物語、といいましょうか……。実際のところは筆子の艱難辛苦はおそらくこんなもんじゃなかっただろうと思われますが、その辺はうまいこと紗の掛かった美しい物語に仕上がっています。日ごろ色々あってココロがカサカサとカサブタだらけになっている折などには、純粋に心洗われる事のできる優しい映画でした。
ただ、私がプロデューサーなりディレクターなりエディターなりだったなら、火事のシーンはカットさせてた、かもしれませぬ……。確かにあれは学園の歴史と筆子の再起を描くには避けて通れない出来事なんだけども、観客はこの作品には「悲劇」は求めてないと思うのですよ。やっぱり子供が死ぬのは可哀想じゃないですか、ねえ……。ううーん、これを正面から描く勇気がないから私はクリエイターにはなれなかったのだろうか……。直前にシゲタンが大空を指差して「ヘブン!」と叫ぶシーンで不覚にも泣いてしまったので、尚更です。

映画を見てまったりと感動したのち、立川に戻ってきて、ママンと二人でちょっと遅ればせながらにうなぎを食べました。
最初は入船茶屋に行こうとしたのですが、なにやら店舗改装中なのか、宅配専門店になっておりました(笑)。
Σ(゚д゚lll)ガーン
仕方ないので少し歩いて「うなぎ屋 うな中」へ。
うなぎ屋 うな中

うなぎ家 うな中


営業時間よりだいぶ早めに店に行き着いてしまい、オープンまで店の前で待ち構えるハメに……(笑)。店の人が困ってたよ……すみません……。
うな重と肝吸い、肝焼き、骨の唐揚げ、をおいしくいただきました。正直ここんところバテぎみだったのでありがたかったかもだ。久し振りに食べるとやっぱり旨いな、うなぎ!ついでにおビールなどもきこしめしちゃったりなんかしちゃったりなんかしちゃったりしてんもう。
(酔っぱらいました)

ゴロゴロいってて不穏な空模様の中慌てて帰宅しました。ひええ……。
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