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会津若松一泊旅行(1) [おでかけ]

GWの5/6と5/7に会津若松に行ってきました。
目的としてはまず第一に鶴ヶ城を見に行くこと!
あとは行ける所だけ行ければそれでいいやという感じで。


大宮まで出て(と一言で書くとなにやら簡単そうですが、ここまでで既に3回も乗り換えた……。次からは遠回りでも東京駅まで出ることにしますよ……)東北新幹線で郡山まで行って、そこから磐越西線でえっちらおっちら会津へ向かいました。
磐越西線はローカル線&古い駅&無人駅の三連コンボな駅がたくさんあって、乗ってて楽しかったです。無人駅大好き。
001七日町駅.JPG
会津若松駅からひと駅会津鉄道に乗って七日町駅で下車。小さな可愛らしい無人駅なんだけど、ちょっとしたショップが併設されています。
002斉藤一の墓.JPG
まずは七日町駅から歩いてすぐの場所にある「阿弥陀寺」へ。戊辰戦争の際非業の死を遂げた会津藩士が葬られている他、新選組の斉藤一の墓があります。こちら↑がその斉藤さんのお墓。
なんでも新政府の命令で、会津の人々は数か月の間野ざらしにされたばかりか、埋葬場所もこの阿弥陀寺含め決められた場所しか許されなかったのだとか……。見るとわかるんだけど、墓所だけ小高い丘になっています。膨大な人数が一か所にまとめて埋葬されたんで丘のようになってしまったんだって。
003御三階.JPG
鶴ヶ城から移築された「御三階」です。戊辰戦争の後こちらに移築されたそうです。
見かけは三層ですが内部は実は四層になっており、秘密の中三階で密談したりしてたそうですヨ。
葵の御紋がマブシイ。
005大仏台座.JPG
台座だけ残っている謎の物体。
もともとは別の場所にあった大仏を、新政府軍が金属供出の為にここまで持ってこさせて、とりあえずここに置いといてそのままほったらかしだったものだそうです。で、太平洋戦争で今度は本当に供出させられちゃって、台座だけになっちゃった。
004本堂.JPG
こちらが本堂です。
近辺のソメイヨシノは残念なことにもう葉桜だったのですが、他の種類の桜はまだまだ満開で綺麗な場所がちょこちょこありました。


阿弥陀寺を出て、七日町通りをのんびり散策。
006七日町通り.JPG
こんな風に、古い建物と新しい建物、観光客向けの真新しい施設、などが混在していて面白いところです。新しいお店も景観に配慮して古民家風に作ってあったりしました。ステキ。
007新選組記念館.JPG
徒歩数分で「骨董むかしや&会津新選組記念館」に到着~。
http://www.aizushinsengumi.com/
明治時代の蔵を改装した建物だそうです。いかにも昔の建物っぽい急な階段を昇って二階が資料館になっています。

会津新選組記念館には会津藩や新選組の資料をはじめ、来援した旧幕府軍・奥羽越列藩同盟軍、来攻した新政府軍等の貴重な資料を入れ替えながら展示しております。

とのこと。古書や図画類だけでなく、衣装類や砲弾、銃器類、などなどの実物が展示されています。新選組や白虎隊はじめ、戊辰戦争に興味のある方必見。
自分も一応興味のある方(自分でゆーなw)ですが、何を隠そうわたくし実は、今回会津に来た最大の理由が「お八重様」「ハンサムウーマン」こと山本八重の聖地巡礼(笑)だったりしますので、実物のスペンサー銃が展示してある時点でテンションクライマックス。うおーバトルヒロイン好きオタクの血が燃える!

説明しよう!山本八重とは!?
会津藩の砲術師範であった山本権八・さく夫妻の子として誕生。戊辰戦争時には断髪・男装し家芸であった砲術を以て奉仕し、会津若松城籠城戦で自らもスペンサー銃を持って奮戦した。後に「幕末のジャンヌ・ダルク」と呼ばれる。(Wikipediaより)
新島八重 - Wikipedia
(「新島」は結婚後の姓。夫は同志社創立者の新島襄)
ていうか生涯的にはこのあとの新島八重時代の方がはるかに何行もあるんですが!でもここではとりあえず会津時代の話ってことで!
まあそんなわけで、鶴ヶ城籠城戦の際には男顔負けの獅子奮迅の活躍を見せ、攻め入ってきた西軍を本丸から寸分の狂いもなく狙撃してみせたゴルゴも顔負けのスナイパーだったそうです。
ちなみに『日本史サスペンス劇場』では森三中の大島美幸が、『歴史秘話ヒストリア』では宝生舞が八重さん役でしたが、どっちかってーと前者の方が似てる、と思います(笑)。
ここで驚愕したのは交流ノートが『薄桜鬼』ファンの書き込みで埋め尽くされていたこと(笑)。ええー、アニメでしか知らないけど、確か会津が舞台だったのって終盤の少しの間だったような……。本場の京都あたりはもっとすごいことになってるんでしょうかねぇ。←ひとごとみたいに言うなよ(笑)。←日野市在住なので……。


記念館から出てしばらく歩くと、銀行の前にこんな碑が立ってます。
008清水屋跡.JPG
宇都宮で負傷した土方さんが会津で逗留していた「清水屋」という旅館がここにあったそうな。
009白木屋.JPG
こちらは白木屋さんという会津漆器のお店。土蔵造りの建物は大正3年に竣工されたもので、内部は店舗と資料館です。
震災時にかなりあちこちに亀裂が入ったりしたそうですが、基盤自体には問題なく少しの修復で営業再開したとのこと。昔の建物は現代建築とはまた別に頑丈ですね。


会津は野口英世ゆかりの地でもあります。ということで、七日町を抜けてつきあたりが「野口英世青春通り」という通りになっています。レンガ舗装で趣のある通りで、なんでも、文字通り野口英世が19歳までの青春時代を過ごした場所なのだとか。
010野口英世広場.JPG
しばらく歩くと「野口英世青春広場」があります。
http://www.aizu.ne.jp/tmo/hiroba/index.htm
奥にある野口像は、この広場ができるにあたってもともと中央公民館にあったものを移築したもの。
はじっこに写ってる「トミーフード」というお店は、近年会津のB級グルメとして注目されている「カレー焼きそば」発祥の店なんだそうです。


広場のすぐ近くのホテルに一旦荷物を預けて(まだチェックインの時間じゃなかった)、再び市街を散策の巻~。真新しい建物、昭和ちっくなちょっと古い建物、ちょっとどころじゃないとっても古い建物、が混在していて、見るところいっぱいでなんだかキョロキョロしちゃう……。写真撮るの忘れたけど市役所が近代建築のすごい立派な庁舎でした。やっぱり古い建物は味があっていいな~。
011城前.JPG
012城前.JPG
鶴ヶ城までの道はこんな感じ。
やっぱり桜が咲いてる時季に来たかったな~。一週間早ければよかった……。うだうだ悩んでないで連休入ったらすぐにしておくんだったな。


ちょっと長くなってきたので続きます~。
いよいよ鶴ヶ城に突入!だ!


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