春のティータイムカード

ホワイトデーにはちょっと遅れちゃったけど友人にお菓子を送ったので、一緒にカードを添えました。

5.5インチ×4.25インチにカットしたパターンペーパーを2枚、マスキングテープでつなげてます。印刷面を中面にしたので、真っ白なままだと味気ないなーと思い、お花のスタンプ2種をぺたぺた捺して花模様にしました。
カップケーキとティーセットのスタンプはクリアパウダーでエンボス加工してから、水性マーカーを水溶きしたもので塗り絵して、ポップアップ用の両面テープで貼ってあります。
黄色く散らしてあるドットは一見ラインストーンっぽいですが、これは「PearlPen」というデコレーションマーカーでぷちぷちと描いたものです。名前の通り真珠光沢のすごくきれいなマーカーなんですけど、めっちゃ高いのでまだ2色しか持ってないの（笑）。

こちらが中のメッセージ面。実際にはもう1枚別の紙にメッセージを入れてマステで留めてあります。メッセージを別の紙に書くのは、まあ、書き間違えて失敗したらイヤン、というのが最も大きな理由なんですが（笑）、その他にも、貰った人がグリーティングカードとして再利用してくれたりするとそれはそれで嬉しいなあ、というのもありまして。
お花と葉っぱのスタンプは、おもて面が顔料インク（ピグメントインク）を使っているのに対してこちらは染料インク（ダイインク）を使いました。
スタンプアート始めたばかりで私もイマイチよくわかってないんですが（笑）、顔料インクは色が紙の表面にとどまるので比較的不透明な仕上がりになるのに対して、染料インクは色が紙に浸透していくので紙のもともとの色にそのまま色が重なる仕上がりになります。ガッシュと透明水彩の違いみたいなもんですね。なので、パターンペーパーのきれいな絵柄を残したい時は染料インクを使うといいみたい。

目下の悩みはクリアスタンプを上手に捺せない事です、とほほー。クリアスタンプというのは、ラバーじゃなくて樹脂でできた絵柄の部分だけのスタンプで、アクリル板などに貼り付けて使うスタンプです。
保管に場所をとらないのと比較的安価なのが長所ですが、私は不器用なのでまずアクリル板に貼る時に曲がってしまうのです。
しかもラバースタンプと違ってやわらかい上に力加減が難しいので、大抵どっかしらが欠けちゃったり、もしくは反対に潰れちゃったりするんですよねー。スタンプアートのメーカーの偉い人は「スタンプに失敗は無いデースHAHAHA！」とか言ってるけど（欠けたりかすれたりしてもそれはそれで味になるって事みたい）、細かい事にうるさい日本人としてはやっぱし気になるじゃないですかー。
クラフト王国アメリカではそのへんをフォローする便利な道具もあるみたいなんですけど、そんなに年がら年中使う訳でもないんで買う程でもないかな、と……。しばらくは精進するしかありますまい。

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